2016年10月19日水曜日

AED(自動体外式除細動器)講習会を行いました。

平成28年10月17日(月)、本社工場にて鳥取県産業環境協会の方のご指導による「AED(自動体外式除細動器)講習会」を行いました。

気高電機は従業員入口にAEDを設置しており、外部の方にも知って頂けるように国道沿いの看板にもAED設置の表示をしております。


講習会ではまず講師の方の話を聞き、その後ビデオを見て心肺蘇生法・AEDの手順を学びました。


ここでハッと気づかされた事があります。

要救助者を発見したら、周辺の安全確認をして、
必ず出血の有無を確認する事!
絶対に素手では止血を行わない事!
これは感染防止のために気を付けなければなりません。

当社の場合、機械などが多くあるので、意識を失って倒れた時にぶつかって出血してしまう可能性が大いにあります。
これは頭に入れておかないと、とっさに素手で処置をしてしまいそうですよね。

次に、AEDを使っての心肺蘇生法のお手本を先生にして頂いて、その後2グループに分かれて、実際に全員がAEDを使ってみました。


しかし、AEDを使う前に人工呼吸がままなりませんでした。
気道確保を忘れたり、息が漏れたり・・・
胸骨圧迫も、1分間に100回が理想なのに200回ぐらいの早いペースでしてしまったり、骨が折れてしまうぐらいの力を込めてしまったり・・・


前に心肺蘇生法の講習を受けた事があるから自分はできる!と思っていても、実際にしてみると、あれ?あれ?となってしまいますね。

定期的に講習を受ける事の大切さを痛感しました。

それでも何回かしていくうちに正しいやり方で出来るようになりました。


その他にも、各部位の止血の仕方や、うつ伏せで倒れた人の起こし方や、簡易担架の使い方なども教えて頂きました。


最後に先生が仰っていました。
「自分が外出した時とかに、どこにAEDがあるのか探して知っておいてください」と。

確かに、使い方を知っていてもAEDを探すのに手間取っていたら、要救助者はどんどん危険な状態になってしまいます。
みなさまも、家の近所や通勤途中のどこにAEDが設置されているのか探してみてください。
「AEDで助かった」とニュースで見る事もあるので、いざそういう場面に出くわした時、AEDを知っていると知らないとではとっさにとる行動が違ってきますよね。