2016年9月28日水曜日

稲刈り

こんにちは。めしたきおじさんです♪

早稲(わせ)で、お盆ころから稲刈りが始まりますが最盛期は10月。
稲は出穂5割程度からの積算温度が850℃~1000℃で稲刈りをします。
品種で積算温度が違うので同じ時に植えても収穫時期が違います。
また稲刈りの忙しさを緩和するために植える時をずらします。


頭がたれるほど、たわわに実った稲を昔は鋸の様な鎌で一束ずつ刈り取っていました。
稲は葉が鋭いので保護具をつけてから刈り取るところが体験者なのです。
私の持っている稲の量だとかなり重いです。


これを束ねて木の棒を組んだものに「はぜかけ」して乾燥するような風景は
最近あまり見られなくなりました。
とにかく人手がかかり重労働なのです。
休息時のお茶がとてつもなくうまい。


今は機械で刈り取るので、簡単ですが、田植えの時にまっすぐ植えていないと、
これも苦労します。
籾は袋に入れ、茎や葉は切り刻まれて田んぼに戻ります。
籾をカントリーエレベーターに持ち込み、乾燥して貯蔵します。
カントリーは農村、乾燥した米をサイロにエレベーターで運ぶから、
この施設のことをカントリーエレベーターと言います。
このようにして日本では年間約800万トンの米が収穫されています。


2016年9月21日水曜日

中国・新建高と改善交流会を行いました。

平成28年9月16日(金)、中国の新建高電業(以下、新建高)から、このブログで『チャイナレポート』をお届けしている坂口総経理と、品質管理部・生産管理部から2名の方をお迎えして、改善交流会を行いました。


この改善交流会は、気高電機と新建高が1年に1回ずつお互いの工場を訪問し、それぞれが行っている改善活動を発表しあいます。
滞在中に工場見学も行い、その中で改善箇所を見つけ出し改善方法なども提案していきます。
そうする事でお互いに刺激・協力しあいながらより良い工場を築き上げていきましょう。
という交流会となっています。


まず、坂口総経理から中国・新建高の近況と取り組み始めている改善などについて紹介して頂きました。
お揃いの青いユニフォームを着て活動されていて、本気度が伝わってきます☆


ちなみに背中に書かれている言葉「要敢于尝试・并持到底・永不放弃」は、
日本語で「チャレンジ精神が必要・最後までやり続ける・永遠に諦めない」という意味です。


次に、品質管理部の方に発表して頂きました。
テーマは『検査人員低減』


いくつかの改善点を洗い出し、部署内で1つ1つに点数をつけて優先順位を決め、最も行うべき改善を選定されていました。
皆で決める事でメンバーが一致団結でき、人員低減という難しい課題でも達成する事が出来たんだなと感じました。
この改善は、「工程能力を上げながら人員を減らした」というダブルですごい効果を出されていました。
今後はこの成果を他部門へと横展開していくという事なので更なる効果を生み出していきそうです。


次に、生産管理部の方に発表して頂きました。
テーマは『在庫低減と人材育成』


製造業にとって永遠のテーマである在庫低減。
新建高では、1日単位でしていた生産管理を時間単位で行うという改善をして、平均在庫金額を40%削減というすばらしい成果を出されていました。
細かく管理すると逆に効率が悪くなるんじゃないかなと思いましたが、物流の仕組みを再構築し、お客様にも協力して頂きながらシステムへの手入力を廃止するなど様々な改善を行い、時間単位での管理を実現可能にされていました。
人の入れ替わりが激しい中国ですが、即戦力となる人材育成のため生産管理を標準化するという改善もされていました。


最後に、気高電機から金属加工部が発表を行いました。
テーマは『利益追求に向けた効率改善』


6月24日に社内で行った「改善発表会」の金賞チームです。
内容は本社工場内に掲示していますので、お越しの際はぜひご覧くださいませ。


新建高の皆様、改善交流会お疲れ様でした。
今回の改善は気高電機でも参考になるものばかりでした。
現状を詳細に分析して、あえて難しい改善に挑む姿勢は見習わなければいけないと思いました。
これからもお互いに協力しあいながら「もうかる改善」をしていきましょう。
次回は気高電機がそちらに行きます。
今回の発表に負けないぐらいの改善をしていきますので期待していてください♪

改善交流会你辛苦了!
们发表的改善内容有多内容都是我气高得参考的。
详细分析状后,勇于向困的精神得我
今后,长补短互相学,努力做“有收益的改善”活
下次的表我要去你那里,我也要做到像你有改善效益的表,期待!

2016年9月14日水曜日

インターンシップの受け入れをしました。

平成28年9月5日(月)~9日(金)の1週間、インターンシップで鳥取大学1名・鳥取工業高校1名の受け入れを行いました。


鳥取大学の学生さんには、商品技術部で
「オリジナルマウス」の設計・製作をしてもらいました。

≪1日目≫ オリエンテーション、3D-CAD操作方法、モデリング、図面作成ほか
≪2日目≫ デザイン検討、スケルトンモデル
≪3日目≫ 詳細設計、測定器の使い方
≪4日目≫ 詳細設計
≪5日目≫ 3Dプリンタで部品作成、寸法検査、組み付け、不具合検査

3D-CADを使って設計中。

測定器の使い方を習得中。

羽馬社長も一緒にアドバイス中☆



鳥取工業高校の学生さんには、製造技術部で
「アルミ加工」の設計・製作をしてもらいました。

≪1日目≫ 会社案内、業務内容説明
      3D-CAD(Pro/ENGINEER)操作講習
≪2日目≫ 3D-CADモデリング講習
≪3日目≫ 3D-CADモデリング講習
      CAM(CAM-TOOL)操作講習
≪4日目≫ CAMデータ作成講習
≪5日目≫ マシニングセンタ(NV-5000)操作講習・加工
      三次元測定器(SVA800A-C6)操作講習
      デジタルマイクロスコープ(VHX-500F)操作講習


↓↓↓以下の流れで、アルミを加工して表札っぽい物を製作してもらいました。

まず、3D-CADで図面を作成します。

次に、CAMで加工プログラムを作成して、

マシニングセンタにプログラムを転送して、加工したら完成です☆
※写真は一部加工しています。


1週間のインターンシップお疲れ様でした♪
3D-CADやマシニングセンタなど専門的な設備を使った作業はいかがだったでしょうか?
実際に一から製品を作ってみた事で製品が完成するまでのプロセスを理解し、知識やスキルが身に付いたことでしょう。
今回得た事はものづくりという職を目指す上で必ず役立ってきます。
今後も色々な事を経験して将来につなげていってくださいね☆

2016年9月7日水曜日

電力の見える化①

こんにちは。省エネ委員会です。

無償の省エネ診断を受ける前にはいろいろ準備をしました。
今回はそのお話をしましょう。

節電活動を行うためには、使用電力の見える化は不可欠です。
やってみました・・・お金のかからない方法で。

まず、月生産金額と使用電力の関係をエクセルの散布図を使ってプロットしてみました。
これはどの会社でも出来ます。


生産高0でも112,000kWh(使用電力量の42%)が固定分(ベース電力)であることが分かりました。

次に、ある月の日次使用電力をプロットしてみました。
月次でデマンド(30分値)をすべて記録したデータは、契約電力が500kW以上で自動検針の需要家であれば電力会社からもらえるはずです。
それ以外の会社さんは頑張って2週間毎日電力メーターを読んで記録してください。
毎日の使用電力量が分かります。


日曜に3,000kWh/日、平均電力125kWhの電力を消費していることが分かりました。

無駄が見えてきましたよ~♪