2016年10月12日水曜日

電力の見える化②

こんにちは。省エネ委員会です。

今回は前回の「電力の見える化」のつづきで、
使用電力を調べた次は、”電気機器リスト”作りです。

実を言うと、これは省エネ活動以外の活動で作ったのですが、これが後に省エネ活動の最強ツールになりました。
いきさつも含めて少し説明します。

当社は部門別採算制を構築すべく、部門ごとに予算実績管理をする体制を整備していました。
建物の減価償却費、保険料、電力費・・・などの経費を各部門に配賦基準を決め配賦しなければいけないのですが、電力費の配賦基準を決めるために各部門の電気機器を仕様、定格、台数、負荷率、使用時間、使用日数など調べられるものは調べ、調べられないものは大体の勘で作成しました。
すると、どんな器具でどのくらい電力を使っているかがよくわかるようになりました。


その次は会社全体の配線図を作りました。
当社は創業以来45年が経過し、増改築に設備移動が繰り返され、信頼できる配線図が無い状態になっていました。
それどころか、調べてみると使っていないけど生きているなんて線が存在し、非常に危ない状態となっていました。

エッ・・・?

電気工事屋さんにお願いし、不要な配線の撤去と配線図の作成をしていただきました。
さすがにこれにはかなりの金額を使いましたが、防災上の問題もありやむを得ませんでした。