2016年12月28日水曜日

年末のご挨拶

2016年も残すところあと数日となりました。


当社はさきほど納会を終え、無事に仕事納めとなりました。



お客様、協力会社の皆様、近隣の皆様には本年も格別のご愛顧を賜り、従業員一同心より厚く御礼申し上げます。

また、このブログをいつもご覧頂きましてありがとうございました。
今年の4月にスタートして週一回のペースで更新してまいりました。
初めてブログに挑戦したので少々読み難い文章だったかと思いますが、気高電機の取り組みなどを少しでも知って頂けたかなって思っております。


実は来年、この公式ブログをリニューアルする予定でございます!!(たぶん2月頃)
今まで以上に楽しく濃い情報をお届けしたいと思っておりますので、どうぞお楽しみに♪


さて当社の年末年始の休業期間ですが、誠に勝手ながら下記のとおりとさせて頂きます。


【休業期間】
 2016年12月29日(木) ~ 2017年1月4日(水)

ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。



では、私たちはこれから忘年会へと繰り出します☆
皆様も楽しい年末年始をお過ごしくださいませ。
それでは、よいお年を~♫


無償の省エネ診断

こんにちは。省エネ委員会です。

今回は、一般財団法人省エネルギーセンター様の無償省エネ診断を受診した時のお話をしましょう。

「無償省エネ診断」は中小企業であるか、年間のエネエルギー使用量(原油換算値)が、100KL以上1,500KL未満の工場・ビルであれば受診できます。
申し込みにあたって最低限必要なものは過去1年間の使用エネルギーの記録です。
当社はせっかく診断を受けるのですから準備した詳しい資料もお送りして診断に役立てて頂きました。


診断日は2011年2月14日でお二人の診断員の方がいらっしゃって工場内を熱心に見て頂きました。
報告書は1か月以内に頂けて、さらに希望すれば詳しい説明にも来ますとのこと。
クロージングミーティングで報告書に各内容は概略お伺いが出来て、すぐ実施できそうな内容だったので翌日から行動に移すことが出来ました。


ご指摘いただいた内容は、

エネルギー使用状況としては、

①省エネ意識が現場作業員までいたっていない。
②エアコン、コンプレッサーなどのフィルターが汚く色々な機器の管理が十分行われていない。
ということでした。
不良発生の原因や設備故障の原因にもなりますとの指摘を頂きました。


エネルギー管理状況としては、

①エネルギーの見える化が不十分
②保守・管理が不十分
③計測・記録が不十分


上記の指摘をふまえて提案を頂きました。
詳しい試算は報告書で頂いたのですが、診断日当日のクロージングミーティングで口頭にて説明を聞けました。

以下は提案頂いた具体的な内容です。
これを元に早速「善は急げ」で活動を開始いたしました。


― 省エネ診断による提案 ―

■運用による改善 5件 省エネ効果26.6KL 1,516千円/年

①空調設定温度の緩和 夏季 28℃ 冬季 20℃
②空調機フィルター掃除の徹底
③コンプレッサーの吐出圧削減
④空気配管の漏れ防止
⑤天井照明の間引き


■設備投資による改善 6件 39.1KL 4,063千円/年

⑥空調対象面積の削減
⑦コンプレッサーの台数制御の導入
⑧油圧ポンプのインバータ導入
⑨射出成形機シリンダーの保温対策
⑩水銀をメタルハライドランプに交換
⑪電力計設置による最大電力削減


しかし気になるのは、診断員の方の以下の言葉です。

「省エネ意識が現場作業者にまで及んでいないと感じました。”省エネは人なり”と言われますが、現場作業者を育て、全員参加型の省エネ推進がこれからの課題ですね。」


さて、「省エネ意識」をみんなに持ってもらう効果的な方法は?


省エネ活動を始動させるにあたり、どうやってみんなのやる気を引き出すか考えました。
考えたテーマは簡単に誰でも参加できる「待機電力の削減」です。
前から気になっていたのは、夜間でも機器のランプが結構点いていることでした。
そこで、なぜ機器の電源を切らないのか?切れないのか?現場の人たちの話を聞いて回りました。


すると主な理由は以下の2点でした。

①機械の設定が消える。(バックアップ用のバッテリーが切れている。)
②どのブレーカーを切っていいのか分からない。


まず、待機電力削減の活動を始める前に以上の2つの問題を解消しておきました。

①は、全ての機器のバックアップ用バッテリーを更新し、なおかつ更新のルールを定めました。
②は、管理部署にブレーカーの表示をしてもらいました。

と言うのは簡単ですが、これが大変な仕事となりました。
創業以来40年以上も経ち、その間増改築、機器の移動が繰り返された工場は配線図すらないような状態でした。
配線の整理と調査だけで200万円以上費用を要しました。


根気良く調べてもらい、ブレーカーに表示をしてもらいました。
その後、以前ご紹介した「日次使用電力量グラフ」を掲示して帰宅時にブレーカーを切って帰ることを呼びかけました。


この札は現場の女性社員が自発的に作ってくれたポスターです。
各部署の出口の扉に貼りました。

徐々にですが、現場作業者に省エネに対する意識が芽生えてきました!!

2016年12月21日水曜日

第16回改善発表会を実施しました。

平成28年12月14日(水)、「第16回改善発表会」を実施しました。



発表会を始める前に、11月の品質月間で募集した品質標語の入選作の発表がありましたので、ご紹介します。


【最優秀賞】

・「これくらい」「たぶん」「だろう」が命とり

在心里 制品品在手里 做好每一个制品是我职责
(訳:品質意識はこころにあり 製品品質は手にあり 製品毎に尽くすは私の責務である)


【優秀賞】

・慣れた作業に潜むミス しっかり守ろう作業手順

是原力 品是生命
(訳:技術力は原動力で品質は命である)


中国語は技能実習生が考えた標語です。

今回は97件の標語が集まりましたが、気高電機は上記の標語(スローガン)を掲げて品質に対する意識を今以上に高めていきます!



さて、品質標語の発表の後は、ドキドキの改善発表会です。


今回は平成28年6月から12月までの半年間で取り組んだ307件の改善活動の集大成として実施しました。


持ち時間10分に半年間の成果をぎゅっと詰め込んで各部署(10チーム)がパワーポイントで発表をしていきます。
16回目となれば資料作りも手慣れたものです♫


みんな熱の入った取り組みで甲乙つけがたい発表でしたが、

審査結果は・・・


【金賞】 商品部鹿野工場
    『垂直立上げ及び生産効率の改善』

【銀賞】 精密機器部
    『乾燥機効率改善への取り組み』

【銅賞】 商品技術部
    『基本モデルから安全性、組立性を改善した設計』

【事務局賞(製造部門)】 商品部鹿野工場 改善51件(評価154点)

【事務局賞(間接部門)】 生産企画部 改善53件(評価160点)


入賞したチームの発表内容は、本社工場内に掲示しますので お越しの際はぜひご覧くださいませ。


改善活動を本格的に始めて8年目となりますが、未だに数多くの改善箇所が出てくるのをみると、一人ひとりの少しの無駄も見逃さないぞ!という『改善の目』がどんどん鍛えられて鋭くなっているのを実感します。

さあ、次回は半年後です。
みんなで切磋琢磨しながら改善に取り組み、今以上の成果をバンバン生み出していきます!



(前回の発表会の様子はこちらからご覧ください)

2016年12月14日水曜日

粥(かゆ)

こんにちは。めしたきおじさんです♪

粥は水を多くして米を柔らかに煮たものです。
炒飯より簡単で、米の量が少なくても満腹感があるため、ダイエット食品としてもてはやされます。

米と水の割合で全粥、5分粥、3分粥などと言われますがどれが水が多いのかいつも迷います。
自分の好きな粥にすれば良いだけのものです。
また、どの時点で粥の出来上がりとするかも個人の自由です。
汁が多くて米が少し硬いものからぽってりした糊のようなものまでお好みでいただいてください。

粥は時間とともに大きく変化してゆきます。
「人を待たせて粥を炊け」と言われるのはこのことを指しています。
また普通「粥」と言うと病気の時にいただくもので、白い粥に梅干しがすぐに連想されるものですが、もっと楽しい粥を考えてみましょう。


炊く水は、和風だし、お茶、鶏ガラスープ、コンソメ、サフラン等で炊きます。
次に具材です。
魚、貝、刺身、きのこや肉や野菜に果物までありとあらゆるものにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
刺身の火の通り具合で味が変わるのを楽しむ心の余裕はいいですねぇ。
いただく温度も変えてみましょう。
冷やして食べる粥、シャーベットは・・・?


白米だけでなく、玄米、古代米、麦、芋、豆、パスタなどで工夫して「粥」の世界を広げてみませんか?


2016年12月7日水曜日

鳥取インターンシップガイダンスに参加してきました。

平成28年11月23日(水・祝)、『鳥取インターンシップガイダンス2017春』に参加してきました。


このガイダンスは、来年春にインターンシップを行う鳥取県内の企業が集まり、企業の概要やインターンシップの内容などを紹介して、学生の皆さんにインターンシップについて理解して頂くとともに、興味のある企業・仕事を見つけてもらう場となっています。


今回は特別に㈱マイナビ様による「インターンシップ直前!企業研究&自己分析講座」も開催されました。とてもためになる内容なので皆さん熱心に聴かれていました。



講座の後は、およそ30社の企業が1社あたり約2分間のプレゼンテーションを行いました。



その後会場を移動して、ブース形式で個別説明会を行いました。
この場で、気高電機がどういった会社なのか、インターンシップではどんな事を体験してもらうのか等じっくりと紹介させてもらいました。

(写真は会場準備中です)


4回しかないローテーションの中で気高電機を選んで聴きに来てくれた皆さん、ありがとうございました。来年の春にインターンシップでまたお会いできることをお待ちしております。

今回のガイダンスに参加できなかったという方も、気高電機に興味がありましたらぜひ工場見学にお越しください。事前にご連絡を頂ければ、いつでも大歓迎です☆
連絡先:管理部(0857-82-0911)