2017年1月18日水曜日

白米の話

こんにちは。めしたきおじさんです♪

今回は白米についてお話しします。

「いまさら白米なんて、いつも食べてるじゃない」って言わないでください。
江戸時代以前は玄米を食べていましたが、玄米の皮をむいて白米にしたらおいしい事に気づきました。
するとビタミンB1が不足して脚気になりました。
俗に言う「江戸患い」です。
ご飯と少しのおかずと汁の食事でしたので、ビタミンB1を補うことが出来なかったのです。

いつも食べていると言う白米も1970年に比べると近年では半分の60㎏(1人1年間)になっています。
同じ食べるならば「おいしい」お米を高くても良いから少し食べようと言う流れで日本各地で色々な名前のお米が販売されています。


お米の袋を見てください。
コシヒカリ等の品種と産地と産年が記載してあります。
また精米年月日がどこかに印刷してあります。
お米のネーミング「里の誉」などが大きく書かれています。
これはあだ名の様なもので、お米の種類ではありません。

同じコシヒカリでも新潟と宮崎とでは味も大きく違います。
日照時間や温度や田んぼの性質や水や肥料のやり方などが違うからです。
だから同じ炊き方をしても味に大きな差が出てきます。

田んぼで収穫されたら籾を取り除いて玄米にしたのち約10%程度削って白米にします。
更に2%程度削ったのが無洗米です。

各地の白米を食べながら、このお米が育った地方のことを想い巡らせるのも一興かと思います。