2016年6月8日水曜日

田植え

こんにちは。めしたきおじさんです♪

田植の季節ですね。
苗代(なわしろ)で育てた稲の苗を水田に移し植えることを田植と言います。
随分昔から稲作をして来たので、田植言葉が多く広辞苑に見られます。
「早乙女(さおとめ)」「田植笠」「田植歌」「田植踊」「田植肴」「田植定規」など。

現代の田植は機械で「ば~ぁっ」と植えるもので、昔に比べると効率良く短時間で終えることが出来るようになりました。
植える時にまっすぐに植えないと秋の収穫までの作業効率が悪くなります。
慎重に機械の操作をしなければなりません。
植える株の数や間隔はノウハウがあるようです。


中国南方から日本に稲が伝来したのは今から3000年前と言われています。
暖かい地方の作物だったので、寒い北海道まで稲作がたどりつくのに大変な苦労があったと聞きます。
品種の改良などで、今ではおいしいお米が北海道でとれるようになりました。


平成27年の鳥取県のお米の収穫量は約63千t(1.7㎜のふるい目幅で選別された玄米)、白米にすると10%減るので約57千tとなります。
10㎏入りの米袋で570万袋、1世帯4人の年間消費量が24袋だと24万世帯分となります。
ちなみに新潟県の収穫量は551千t(玄米)で鳥取県の10倍なのです。

耕作放棄地が増え、棚田も数少なくなりました。
棚田の米はおいしいと言われますが、ご自分の舌で確認していただくと、このお米がご理解いただけると思います。