2016年6月22日水曜日

中国では常識?非常識?

こんにちは。新建高の坂口です。

これまで私の11年間の中国生活に於いて、
日本ではあまり考えもしなかった
”常識と非常識”について深く考えるようになりました。

例えばチケット売り場で順番に並ぶ、
赤信号は止まる、ごみはごみ箱に捨てる等、
日本では常識か?非常識か?と聞かれれば
ほとんどの人は”常識”と答えるでしょう。

しかし中国ではそうでもないようです。
中国に於いてこれらの事を守らない事が常識とまでは言いませんが、少なくとも非常識であるとは思っていません。

それは何故か?

教育の問題であると思います。
日本はこのような事を、子供の頃から親や学校生活の中で教えられてきました。
中国ではこのような教育を受けている人が少ないため日本とはギャップが生じてしまいます。

しかし中国の人口は13.7億人、日本の10倍以上です。
もし”常識と非常識”で多数決を取れば、日本の常識が通用しないケースが多々あると思います。
私が感じる事は、必ずしも日本の常識が世界の常識ではないという事です。

これから日本は観光客の招致、2020年東京オリンピック開催等で注目されている日本人の礼儀やおもてなしの心が中国のみならず、世界各国に広がっていくことを願うばかりです。