2016年6月1日水曜日

電力料金のしくみ

こんにちは。省エネ委員です。
2010年の夏、経費削減のために省エネ活動をしようとしたのですが、どうやってやればいいのかまったく見当もつきませんでした。
そんな折、鳥取県から「省エネセミナー」の案内が来ました。

まさに「渡りに船」!!

セミナーで学んだことは、
 ●電力料金のしくみ
 ●地球温暖化の危機
 ●省エネ診断が無償で受けられること
 ●省エネの基本的な考え方 電気の使い方を決める→守る
でした。・・・ためになりました。

今回はその時学んだ電力料金のしくみについてお話します。
電力料金は以下のとおりです。

電力料金 = 基本料金 + 電力量料金
基本料金 = 基本料金単価 × 契約電力 × (1.85-力率)
電力量料金 = 電力量料金単価 × 使用電力量

ここで、皆さんは『契約電力』の仕組みをご存知でしょうか。
このセミナー受講まで、当時の私は知らなったのです。

契約電力は「最大デマンド電力」で決まります。
デマンド電力とは、0時から30分あるいは30分から0時までの30分間に使った電力の平均値です。
実際の計算は、30分間の積算電力値を2倍して単位をkWhからkWに変えればデマンド電力となります。

契約電力は1年間変更が出来ません。
ということは、1年間の契約電力はたった30分間の使用電力量で決まるのです。
何とかできると思いませんか?

尚、高圧受電で500kW以上の顧客は協議により契約電力を決められるのですが、契約電力を超えると割り増しの違約金を取られます。