2016年5月18日水曜日

おいしいごはん

最近急に暑くなってきましたね。
気高電機にも半袖に衣替えした従業員が増えてきました。

気高電機では大手家電メーカー様の炊飯ジャーを長年製造していますが、『ごはん炊き』にはこだわりを持って日々研究に励んでいます。
最近では「めしたきおじさん」を招いての勉強会で、熱いレクチャーを受けた若手社員はごはん炊きへの探究心を燃やしています。

さて、いきなり登場の「めしたきおじさん」。どんな方かご紹介しましょう。

1947年福岡県生まれの68歳。1975年から41年「ず~と」ごはんを炊き続けています。何故?それは、炊飯器の炊飯プロセスを開発する為です。「お米」を「ごはん」にする道具が炊飯器。お米を作ることはものすごく大変なことです。苦労して出来たお米をおいしく炊くのが炊飯器を開発する人の役目です。その為に「お米」を知り、「水」を知り、「料理」を知り、「器」を知る日々を過ごして来ました。2002年に「おどり炊き」を、2010年に「GOPAN」を世に送り出しました。「使っていただく方が満足できる商品を世に送り出すことが最も大切な事である」と発信し続けています。

「めしたきおじさん」と言ってますが、このお方、開発者としての炊飯技術と豊富なコメ知識で「炊飯器の神様」と呼ばれるすっごい方です。このブログでは「めしたきおじさん」の愛称で「ごはん」情報をお届けしていただきます。

では早速、めしたきおじさんが今回は「おいしいごはん」についてお伝えしましょう。

何をもっておいしいごはんとするかは難しいところです。ごはんの味については皆、言いたいことがあるに違いありません。
私がおいしいと思うごはんについて語ることにしましょう。好みは「粒感と弾力を感じる少し硬めですっきりした味のごはん」です。この好みに合わせるには、鳥取・奥日野の「コシヒカリ」や最近では「きぬむすめ」を選びます。更に旨みを加えるために熊本の「ヒノヒカリ」を50%混ぜます。
精米は丁寧に、割れた米や粒の小さな米が混入していないお米屋さんの米を選びます。そして、水は「サントリー天然水・奥大山」。これは採水地の標高が高いからです。
さぁ~て炊飯だが・・・米にしっかり水を吸わせて一気に炊くのが基本です。洗った米を30分水に漬けてから、その水をザルで切ります。米と同容積の水を加えて炊飯器であれば高速炊飯で炊き、むらしを15分程度とってごはんにします。土鍋であれば強火で一気に炊きます。
ほぐして、「すしおけ」にとり、ふきんをかけて60℃程度に冷ましてからいただきます。
おいしく感じるごはんにするには、ごはんの味を引き立てる「ごはんの友」と一緒にいただきます。あっさり系のごはんには塩味を、旨み系のごはんには油脂を感じる友を選びます。あとは楽しく、お気に入りの茶碗でいただきます。